レジリエンス第5の技術・ソーシャルサポートをもつ【こころの休憩室 Vol.27】

みなさん、こんにちは。
働く皆さまの心と身体の健康をサポートする「えがおパートナーズ」です。

コロナウイルス感染対策では、コロナ蔓延防止対策の新たな局面を迎え、
私たちひとりひとりが、より気をつけて日常生活を送る必要性を再認識する機会になりました。

一方では、コロナワクチン接種による、安心材料となるニュースがイギリスから届いてまいりました。

ワクチン接種後の、感染者数が大幅に減っており、
コロナ禍前のような日常を少し取り戻しつつある状態の報道がありました。

急なリスク回避は望めませんが、
今後、コロナ接種により、良い方向に向かう兆しが見えてくる中で、
少しだけ安心感をもつことができました。

とは言え、まだまだ不安を抱えながら過ごす日常において、
少しでも積極的なセルフケアで心穏やかに過ごしていきたいものです。

本日は、セルフケア「自分でできる心と身体のメンテナンス」より、
様々なストレスに遭遇したときに、困難な状況に耐え、素早く回復する力を意味する、
「レジリエンス」(逆境回復力)の第5の技術
「ソーシャル・サポートをもつ」について学んでまいります。

皆さまは、自分が困難な場面に遭遇して困ったときや、
ひとりで抱えるには大きな問題過ぎてしんどいなあと思ったときに、
親身になって相談に乗ってくださる方はいらっしゃいますか。

私たちの周りの信頼のおける人に相談をしたときに、

今まで、どうにもならないと思っていた問題も何とか工夫をすればやっていけそうだ、
大問題だと思っていたけど、ひとつひとつ整理しながらやっていけば何とかなるなど、

相談して気づいたことはありませんか。

自分の気持ちを人に話すことで、気持ちが整理されて、

「あ、そうすれば大丈夫!」と気づいたり、
「確かに難しい問題かもしれないけど、まずは工夫して取り組んでいこう!」などと考えたり、

問題解決のヒントになったのではないでしょうか。

ここでは、信頼のおける第三者に相談することで、
いろいろな気づきが起きて、行動化への原動力とするための
「ソーシャル・サポート」について考えていきます。

早速、「ソーシャル・サポート」を得て、
レジリエンスを鍛える方法を探っていきましょう。

1. サポーターの存在が逆境の支えになる

日本を代表するスポーツ選手が、

「出場している選手の他に、いつも応援してくれているサポーターという選手がいる」

と話すことがあります。

サポーターからの大きな声援が、
試合中のピンチや失敗を乗り越える力となり、頑張れるからです。

私たちも困難なチャレンジをしていて、くじけそうになったとき、
家族や友人に励まされたり、承認されたりすることで、乗り切れることがあります。

辛い経験をしたときなども、1人で抱え込むのではなく、
信頼できる人と共有することで苦しい気持ちが楽になることもあります。

このように心の支えとなる存在を、
「ソーシャル・サポート(社会的支援)」と言います。
自分が苦しい立場になったとき、
何をおいても駆けつけてくれる存在が、「サポーター」です。

悩みを打ち明けられる友人、くじけそうなときに力を貸してくれる上司や先輩、
そばにいるだけで安心感を与える家族などがそうです。
コロナ禍においては、信頼できる医師や看護師の存在はどれほど心の支えになるでしょうか。

若い頃の私は、傲慢なところがあり、
「自分の問題は自分で解決できるはずだ。人を頼る必要はない」と考えていました。

ですが、仕事の問題やプライベートの問題がたくさん重なって、
これでやっていけるのだろうかと、不安に押しつぶされそうになったとき、
同僚の励ましのおかげで、ネガティブな悪循環から抜け出すことができました。

それからは、友人や同僚に素直に悩みを相談できるようになり、
心強いサポーターとなりました。

その後も、様々な問題はありましたが、
心の痛みを共有できる人がいると感じるだけで強くなれたのです。

このように、いつでも、頼りになるサポーターの存在は、大変ありがたいものです。
次の項目では、信頼できるサポーターを探すために、
リストアップするところから始めてみましょう。

2. 信頼できるサポーターを5人、リストアップしましょう

レジリエンスを養うために、自分にとっての「サポーター」を
最低5人リストアップしておきましょう。

あなたが苦しい立場になっても見放すことなく支えてくれる大切な人たちです。
なぜ5人かというと、どんなサポートが必要なのかによって助けを請うべき人が違うためです。

あなたのサポーターは誰でしょうか。
5人に絞れないときは、次の3つのポイントを基準に選んでみてください。

  • 「自分にとって大切な人は誰ですか?」
  • 「過去に大変だったときに、親身に相談に乗ってくれた人は誰ですか?」
  • 「叱咤激励してくれた人は誰ですか?」

次に、あなたのサポーターのお名前と選んだ理由を書いてみましょう。

  1.                           さん その理由は?
  2.                           さん その理由は?
  3.                           さん その理由は?
  4.                           さん その理由は?
  5.                           さん その理由は?

さて、心のよりどころとなる、5人のサポーターを探すことができましたか。

あなたとサポーターの間では、日頃から
ギブ&テイクの関係をつくっておくことも大事です。

自分だけが、サポーターに一方的に助けを請うのではなく、
サポーターが困っているときは、
あなたが、その人のサポーターになり、全力で力になることです。
双方向の関係性が、深い信頼関係に根付いた人間関係をつくりだします。

サポーターが1人も思い浮かばないという人はとても危険です。
危機に直面したとき、心の支えになる人がいないと心が折れてしまうからです。

日頃から家族、友人、職場の同僚、など助け合える関係づくりをしておくのがいいですね。

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