“働きやすい職場環境づくり”の第一歩として

私達は様々な企業様の職場環境(ストレス度、快適度、満足度など)を
分析し、そこから更に働きやすい環境づくりに向けた
取組みのご提案をしております。
私達が日々感じる事は、
職場環境の数だけカラーがあるという事。
人手不足、人材育成、高ストレスなど、
お悩みはほぼ共通でありながら
その原因がどこに隠れているかは本当に様々です。

 

ある企業様の分析結果では
『部下から見て上司』は
気軽に話ができ、困った時には助けてくれる、
人間関係の良い職場だという事がわかりました。
しかし、『上司から見た部下』に
少し気になる点がありました。
上司の結果が、部下よりも低く表れていたからです。
この結果は、縦の繋がりが友達関係の様になっている可能性があり
上司が部下のマネジメントに自信が持てていない事が
予測できました。

 

一方、『管理職』の育成に力を入れている企業様では、
上司も部下も双方良い関係性である事がわかりました。
しかし、『部下(一般職)』が感じる
キャリア形成 の領域が低い結果となり
会社の人材育成の取組みに満足していない
可能性が考えられました。
そのまま放置してしまうと、
モチベーションの低下に繋がることもあります。

 

職場環境の改善には、ハード面とソフト面が存在します。

 

ハード面は、施設や設備、仕組みの改善などを指します。
ソフト面は、働く人の心理面、人間的側面に重きを置き、
従業員の心の豊かさに対する取組みを指します。
人間関係(コミュニケーション)やモチベーション、
キャリア形成などがこれにあたります。
改善にはもちろん両方大事ですが
経済的豊かさが実現するにつれ
ソフト面がより重視される傾向に変化しました。

 

事例として先に挙げた企業様では、
管理職様の上司力向上研修を実施し
後に挙げた企業様では、
若手社員様への研修を実施いたしました。
どちらの研修でも、参加者自らが目標を立て
私達もそのサポートをさせて頂いております。

 

同じソフト面へのアプローチでも、
職場によって優先順位が大きく変わります。
まずはソフト面の現状を把握し分析する
という第一歩から
働きやすい職場環境づくりを
考えてみるのはいかがでしょうか。

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