助けられ上手のセルフケア【こころの休憩室 vol.07】
皆様の心身の健康をサポートする、えがおパートナーズ株式会社です。
今回は、助けられ上手のセルフケアについてお知らせします。
皆様は、困ったと時に他人に助けてもらうことって上手ですか?
「性格的に助けられるのが好きではない」「みんな忙しそうで頼めない」「そもそも助けてくれる人がいない」……等々、色々な状況があるでしょう。
自分で考える事、一人でやり遂げることも大切だと思いますが、
全てを一人で抱え込み過ぎると、場合によってはストレスが大きくなり、
メンタルヘルスの不調につながってしまいます。
仕事に行き詰ってしまったり、悩みごとがある時には、誰かに助けを求めることも大切なことです。
そこで「助けられ上手」になるための方法いくつかご紹介します。
まず、助けられ上手になるには、普段から「感謝の気持ち」と「受け入れる気持ち」を持つことが大切です。
助けられた時には、「すみません」ではなく「ありがとう(ございます)」と言いましょう。
相手の好意に対しては、シンプルに感謝の言葉を添えることも大切です。
「ありがとう」のあとに「○○さんのおかげでとても助かった」など一言添えると、
さらに相手に良い印象を与えます。関係性も良くなるでしょう。
心の中で感謝していても、言葉として伝えなければ相手に気持ちが届かないこともあります。
相手に届かなければ「せっかく助けてあげたのに感謝の言葉もない」と、以降助けてくれなくなる場合もあります。
「ありがとう」を言うか言わないかの違いが、人間関係や仕事上で、大きな差につながることもあるかもしれません。
次に大事なことは「受け入れる気持ち」です。
職場で同僚から「忙しいそうだけど手伝うことあったら言って」と言われても、
つい「大丈夫です」と遠慮してしまいがちです。
このような場面でも、時には好意を「受け入れ」助けてもらっても良いケースがあるかもしれません。
手伝ってもらえば、一人でやるより作業も早く終わる場合もあるでしょう。
何よりも、手伝ってくれた人に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えれば、関係性が良くなることもあるでしょう。
また、逆に助けてくれた人が忙しい場面があれば、お手伝いを申し入れ、
お互いに助け合うことにより関係性は良くなり、働きやすい職場につながっていくことでしょう。
最後に、「セルフケア」とは自分自身で行うメンタルヘルス対策のことですが、
その第一歩は、自分自身の体調を知る(気づく)ことにあります。
メンタル不調を感じたら、我慢しないで誰かに相談することも大切ですが、
自分でできる予防法として、自分にあった「ストレス解消」「リラクゼーション」を実践することをお勧めいたします。
ストレス解消例
- ウォーキング、ジョギング、ハイキング
- ストレッチ
- 快適な睡眠(リズムある生活)
- 親しい人たちとの交流、おしゃべり
- 笑う
- 仕事から離れた趣味を持つ
- ゆったりした入浴
- アロマセラピー
- ポジティブシンキング
簡単にできるリラクゼーション法
- 筋弛緩法(例:グーを力いっぱい握ってパー)
筋肉を緊張させた後で一気に脱力することで、緊張状態をほぐします。 - 複式呼吸(例:息を大きく吸い・はく)
深い腹式呼吸でまず体をリラックスさせると、心もリラックスします。 - 自律訓練法
一種の自己催眠により自律神経に働きかけて、心身をリラックス状態にします。
その他にも、自宅や職場でも簡単にできることが色々あります。
ヴァージングループ会長であるリチャード・ブランソン氏は、
毎朝5時におきてエクササイズをし、仕事から離れてハイキングに行くことで知られています。
自分がリラックスできることを生活の一部に取り入れることは大切です。
忙しいから出来ないのではなく、時間は作るものです。
笑顔で元気に働くために大切なプロセスとして、
リラックスできる時間を是非日常に意識して組み込んでみませんか。
「セルフケア」は個人で実践するものですが、
一人で出来なくても、家族や友人、会社の上司や同僚を巻き込んで、
楽しみながら一緒にやることも1つの「セルフケア」になるでしょう。
今回の中でに気なることがありましたら、是非参考にしていただき、
こころとからだの健康につなげていただければ幸いです。
次回のテーマは「ストレスチェックの結果をセルフケアに活かす」になる予定です。
引き続き宜しくお願いします。