職場のエンゲージメント向上【こころの休憩室】

2024年9月24日 2024年9月19日

えがおパートナーズ

こんにちは。皆様の心身の健康をサポートする「えがおパートナーズ」です。

日々の業務に取り組む中で、やりがいや達成感を感じられる瞬間があると、
仕事へのモチベーションがぐっと上がりますよね。
こうしたエンゲージメント（仕事への積極的な関与や情熱）が高まることで、
職場の雰囲気が良くなり、チーム全体の成果も上がっていきます。

しかし、忙しい業務に追われていると、
時にはモチベーションが低下したり、
職場での人間関係にストレスを感じることもありますよね。
エンゲージメントを向上させるためには、
職場での信頼関係をしっかり築くことが非常に重要です。

今回、職場で信頼を築くための方法や、
日常業務の中で活用できるコミュニケーションの秘訣についてお話しします。

ちょっとした工夫で、仕事の環境をより良くしていきましょう！

1. 信頼関係が職場のエンゲージメントに与える影響

仕事をしていて、上司や同僚が自分を信頼してくれていると感じる時、
自然と「もっと頑張ろう」という気持ちが湧いてきますよね。
このような信頼は、エンゲージメントを高めるうえでとても大切です。

信頼があると、安心して自分の意見を言えたり、
失敗を恐れずにチャレンジできる環境が整います。

では、具体的にどのように信頼関係がエンゲージメントに影響するのでしょうか。

信頼関係がある職場では、誰もが自分の考えを自由に表現できる心理的安全性が確保されます。
たとえば、何か新しいアイデアを思いついても
「否定されるかも」と不安になった経験はありませんか？

信頼関係があれば、こうした不安が減り、積極的に意見を言ったり、挑戦しやすくなります。
これが結果的にチームの活性化や自分の成長につながります。

職場での信頼関係が深まると、お互いの成果や努力を自然に認め合えるようになります。
たとえば、「ありがとう」や「お疲れ様」といった一言が、
思った以上に相手のモチベーションを高めることがあります。

小さな感謝や評価が蓄積されることで、
「自分はこの職場で大切にされている」という気持ちが生まれ、
仕事に対するエンゲージメントも自然と高まります。

信頼関係があると、業務の中でお互いを助け合う姿勢が強まります。
たとえば、誰かが忙しい時に自然に手伝うことができたり、
ミスがあった場合にも責めるのではなくフォローし合える環境が整います。

こうした助け合いの精神があると、チーム全体の雰囲気が良くなり、結果として生産性も向上します。

信頼関係は一方的に作られるものではなく、日々のコミュニケーションの積み重ねで形成されます。
ここでは、自分ができる具体的な行動を紹介します。

信頼を築く基本は「誠実さ」です。
たとえば、約束したことをきちんと守る、業務中に言ったことを後で撤回しないなど、
言動に一貫性を持つことが大切です。

自分の発言や行動が周囲からどう見られているかを意識して、
誠実に行動することで、信頼は少しずつ強まっていきます。

情報や意見を隠さずにオープンに伝えることも、信頼を築くためには欠かせません。
たとえば、自分が担当している業務の進捗を定期的に共有する、問題が起きた時にすぐに報告するなど、
積極的にコミュニケーションを取ることで周囲からの信頼が高まります。

特に、問題が発生した際に隠すのではなく、
早めに共有して解決に向けて協力する姿勢は、信頼を深める大きな要素です。

自分だけでなく、同僚の立場や感情にも目を向けてみましょう。
誰かが困っている時に声をかけたり、小さなサポートをするだけでも、
その人との信頼関係が深まります。

たとえば、「大丈夫？」と声をかける、忙しい同僚に少しだけ手を貸すといった日常的なサポートが、
長い目で見ると大きな信頼へとつながります。

信頼関係を築き、エンゲージメントを高めるためには、小さな行動の積み重ねが大切です。
以下は、今日から始められる具体的なアクションです。

これらのシンプルな行動が、職場の信頼関係を強化し、
エンゲージメント向上に大きく寄与します。

信頼される存在となり、周囲との良好な関係を築いていくことで、
仕事がより充実し、生産性も向上します。
毎日の業務の中で、ぜひ意識してみてください。

文責：大内