運動習慣について【こころの休憩室 vol.04】
皆様の心身の健康をサポートする、えがおパートナーズ株式会社です。
今回は、運動習慣についてお知らせします。
皆様の周りで、毎日一定時間の運動をしている人はどれくらいいるでしょうか?
平成25年の厚生労働副大臣の会見によれば、
日本では運動不足による関連死亡者数は、喫煙、高血圧に次ぐ第3位。
その数は年間約5万人であると発表されています。
厚労省の平成28年国民健康・栄養調査結果の概要によれば、
運動習慣のある人の割合は、男性で35.1%、女性で27.4%。
この10年間でみると男性では増減が少ないですが、女性では減少傾向にある様です。
年齢階層別にみると、若い女性における割合が低く、20代で9.9%、30代で9.8%でした。
歩数の平均値は、男性6,984歩、女性6,029歩。
この10年間でみると、男性・女性もあまり変化はないようです。
隙間時間で気軽な運動を取り入れましょう
厚労省では、簡単・どこでも・健康効果の高い3種の有酸素運動を推奨しています。
- ウォーキング
- ストレッチ・体操・ヨガ
- 階段利用などのステップ運動
ウォーキングの凄いところ
1.体脂肪の燃焼
30代になると、コレステロールや中性脂肪が少しずつ血管にダメージを与え始めます。
自覚症状が無くても、血中脂質の過剰や、糖代謝の乱れによる血管のダメージは進みます。
肝機能障害、糖代謝異常、動脈硬化のリスクも高まります。
そのようなリスク増大の改善が期待できるのが、ウォーキングなのです。
2.メンタル不調や老化の予防
主に中高年者での調査では、ウォーキングは「うつ病」「認知症」予防にも効果的とされ、
特にメンタルヘルス分野での効果が注目されています。
更に「骨粗鬆症」「筋減少」などの老化予防や、
「動脈硬化」「メタボリックシンドローム」の予防などにも効果が見られ、
厚生労働省のメタボリックシンドローム対策として出されている運動指針でも、
「速歩」が薦められています。
2週間で1kg脂肪減少!? 目標は1日1万歩!!
「歩く」と心に誓っても、実行に移すのは難しいものです。
とくに、初めから高い目標を立てると、挫折することが多くあります。
そこで、自分にあった、達成可能な目標を設定しましょう!
まずは「1日1万歩」を目指してみてはいかがですか。
2週間で1kg脂肪を減少させる平均的なラインとして、
統計的には1日の平均歩数9000~1万歩程度が目安なのだそうです。
運動不足は心身の健康に影響することがあります。
今回のお知らせで気になることがありましたら、是非参考にしていただき、
心身の健康改善に繋げていただければ幸いです。
次回は心身のセルフケアとして、自分にあったストレス解消法についてお知らせする予定です。
引き続き宜しくお願いします。