「キラーストレス」から心と体を守る【こころの休憩室 vol.39】

みなさん、こんにちは。
働く皆さまの心と身体の健康をサポートする「えがおパートナーズ」です。

外を歩くと春の花がきれいに咲き誇り、
眼に優しく気持ちも癒される季節になりました。
東京駅などでは、スーツケースを持って出かける人も
たくさん見受けられるようになりました。

市中のコロナ禍においては、蔓延防止対策が解消されても、
なかなか感染者数は減ってまいりませんが、
少しずつでも今後の明るい展望に気持ちを寄せていけるように願っています。

さて、前回では、私たちの心と体を壊していく、
「キラーストレス」についてお話しいたしました。

長くストレスを受け続けることによって、
私たちの心と体を壊していくのが「キラーストレス」です。

まさに、コロナ禍におけるコミュニケーションの希薄化、生活様式の様変わりなど、
知らぬ間に「キラーストレス」が入り込んでいるかもしれません。

今回は、そんなたちの悪い「キラーストレス」に遭っても、
上手にストレスをコントロールして、穏やかに安心して過ごしていくための、
ストレス対処策(ストレスコーピング)を実践してまいりましょう。

「コーピング」は自分を助ける楽しいもの

心理学の世界には、「『コーピング』はたくさん持っていた方がいい」という考え方があります。
この考えのことを、「コーピングレパートリー」と言います。

たくさんあると良い理由は、その時の気分によって、「コーピング」を選べるからです。

反対に少ないと、そればかりにこだわって、依存する恐れがあります。

例えば、「お酒を飲む」という「コーピング」しかないと、
血を吐くほど胃の調子が悪くても、ストレスを発散しようとお酒を飲み続けることになります。

私たちは、職場や家庭、対人関係など、
いくつものストレスのある環境にさらされています。
また、引き起こされるストレスもさまざまです。

そのため、「コーピング」もバリエーションがあった方が、

「今回はこれを試してみよう」、
「前回は効果が今ひとつだったから、今回はこれをやってみよう」と、

いろいろと試すことができ、相性の良い「コーピング」を見つけやすくなるのです。

それでは、これから一緒に「コーピングレパートリー」を書いてみましょう。

20代~50代の「コーピングレパートリー」の記入の仕方を参考にして、
自分自身の「コーピングレパートリー」を書いてみましょう。

「ストレス解消法をできるだけたくさん書いてみましょう」

1. 20代の女性の例

ハーブティーを飲む(カモミール)アロマを焚く(ラベンダー)スマホの写真を整理する
温泉に行く予定を立てるゲームを1時間半集中してやる夕食後20分間散歩する
旬の果物を食べるサクランボ狩りに行く世界遺産の映像を観る
マッサージに行く1,000円分のお菓子を買う録画していたドラマを
まとめて観る
ホットタオルを首に当てる炭酸水を飲むアイマスクで血流をよくする
バッティングセンターに行くラーメンの食べ歩き
20代の女性のコーピングレパートリー

2. 30代のビジネスマンの例

スタジアムでサッカー観戦居酒屋で冷えたビールを飲む靴を磨く
ベランダで朝ご飯を食べる朝風呂をするパソコンの中身を整理する
30分間サイクリングをするたらこパスタを作るテレビの新番組をチェックする
ネクタイを1本買うサウナに入るひとりカラオケに行く
あの美人女優とつきあえたらと妄想するモルディブの海を思い出すエステを体験する
筋トレをして筋肉モリモリになる宝くじのスクラッチに挑戦する環状線に乘って一周昼寝する
上司にタメ口をきいたら
どんな顔をするか想像する
自己啓発本を集中して読む
30代のビジネスマンのコーピングレパートリー

3. 40代のワーキングママの例

同僚とちょっと豪華な
ランチを食べる
お家エステで肌を磨くおしゃれなコーディネートを考える
アイマスクをして就寝するペットショップで子犬を眺める家族みんなで
映画館でアニメを観る
家族のために創作料理をつくるキッチンのシンクを磨く家族と公園に行って
まったりする
チーズとワインを楽しむ子どもと一緒にお菓子を作る動画を観ながら
マインドフルネスを体験
鏡を見て、
「きれい」と言ってみる
心の中で、「よっしゃー」と
ガッツポーズをする
40代のワーキングママのコーピングレパートリー

4. 50代の管理職男性の例

河原を散歩するテレビでゴルフ観戦をする家でパターの練習をする
足裏マッサージにいくパソコンで不要な書類を捨てるインターネットで
知らない相手と碁を打つ
長期休暇の計画をするお風呂掃除を本格的にする人の居ないところで
思い切りため息をつく
書斎の本の整理をする笑える失敗談を思い出す要らなくなったワイシャツ、
ネクタイ、ジャケットを整理する
好まれる上司像を分析する自分がムーミンだったらと考えるセカンドライフを想像してみる
50代の管理職男性のコーピングレパートリー

さて、「ストレスコーピング」を書いてみてどのような感想をもたれましたか。
書いているだけでも、何だかワクワクしませんか。
そして、その時の気分に合わせて、「コーピング」を試してみたくなりませんでしたか。

一瞬、ふざけた「コーピング」だなあと思えるものでも良いのです。
自分が心から笑ったり、楽しめたりすることで、
素の自分に戻れる感覚をもつことの方が大事です。

実際にやってみれば、きっと、ストレスを上手にコントロールすることができて、
充実した楽しい日常を過ごせるのではないでしょうか。

2022年4月
文責: 武島

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